ひざ関節痛とは

ひざ関節痛で出てくる症状は、単一な痛みでなくいろいろな痛み方で発症するようです。

ひざ関節痛の症状

ひざ関節痛の症状の現れ方は、鈍い痛み、ズキズキする痛み、深い部分の痛み、浅い部分の痛み、何となく違和感がある、腫れがあって熱っぽい等々に分けられます。また、継続的な痛みか、途切れ途切れに痛むのか、規則的か不規則てきかなどの痛む時期によって、急性期の症状か慢性期の症状かを判断します。症状によって、骨を痛めているのか、筋肉や靭帯などの軟部組織を痛めているか、神経支配の問題なのか、感染なのか等を診断することが出来るでしょう。急性の場合には、現状の把握のためにも病院での検査が重要になるでしょう。

ひざ関節の変形

ひざ関節痛で特に多いのは、外傷や使いすぎのケースです。また、多くの人が困っているのはひざ関節の変形のようで、この変形自体は元に戻ることがなく、現状維持で悪化を防ぐしか方法はないようです。一方外傷や過使用による痛みで、スポーツ性のものは比較的治りやすく、変形や筋力の弱化や筋膜異常などは治療に時間もかかり且つ治りも鈍いようです。ひざの関節は、人体では大きな関節ですが、一番弱い関節でもあります。また複雑でもあり簡単には治らないといわれています。日頃から全身を改善してひざ関節に対する負担を取り除くことが、ひざの変形を防ぎ、快適な生活のためのよりよい治療法になるのではないでしょうか。

ひざ関節痛の原因

ひざ関節痛の主な原因は、大きく分けて骨の異常、神経支配のの異常、軟部組織の異常、その他に分類されるようです。多くの場合、外傷もしくは過使用で、いわゆる使いすぎの部類に入ります。大きな外傷として、骨折や脱臼がありますが、痛みがひどく、殆どの人はまず病院治療を受けると思われます。骨の場合は過使用による変形もあります。軽度の変形は関節調整や筋力強化運動やストレッチで改善できる関節痛が多いのですが、ひざの関節痛で悩まれる方に多いのは、高齢と共に出てくる変形性関節症のようです。この原因は、骨の変形とそれに伴う靭帯の緩み、筋力低下、柔軟性の欠如などでしょう。ほとんどの人がこのケースで無理を重ねて炎症を起こし、これの繰り返しにより変形がどんどん進行するのです。変形自体は治らないようですから、いかにして変形の進行を止めるかに工夫が必要になります。いずれにしても、ひざに負荷がかからないような身体にデザインして行き、変形を最大限食い止める努力を怠らないことだと思われます。