メタボリックシンドロームの予防

メタボリック対策についてよく理解したいと思い調べてみました。まずメタボリックシンドロームを予防することから考えて見ます。それには適正体重、運動習慣の基準、食生活の基準などの様々な指標を調べ、その目安を知っておき、危険度や目標値を理解してゆくことです。

メタボリック対策については、こちらのブログ記事も参考になります。メタボ対策には本気でダイエット メタボ族を襲うメタボ検診 生活習慣病の恐ろしさを肝に銘じて

メタボリック対策〜運動習慣

メタボリック対策のためには身体を動かすことを習慣づけることが大切と言われています。運動習慣の基準は、日常生活での1日当たりの歩数として男性9200歩以上、女性8300歩以上だと言われます。ついで運動の習慣化として1回30分以上の運動を週2回行うといわれています。ただこの運動の習慣化といっても、激しい運動やスポーツジムに通ってまでする必要はないようで、日常生活の中で怠けていると感じられるもの、代表的なものとして最近はどこでもエスカレータが普及していますので、これを止めて必ず歩いて登り降りするというようなことです。

メタボリック対策〜食生活の改善

次いで食生活の改善も重要です。内臓脂肪の蓄積を考えると、これは過食が原因といわれ、いかに食べ過ぎないようにするかが基本といわれています。では食生活の基準値を調べてみますと、

  • @脂肪によるエネルギー摂取は25%以下
  • A食塩摂取の減量の目標を1日10g未満
  • B野菜の摂取量を増加することとして1日350g以上

  • 等があります。内臓脂肪の蓄積を助長するものに炭水化物がありますが、これはご飯、パン、麺類といわれています。メタボリック対策として、炭水化物の摂取量を減らすだけでも効果があるようで、夕食のご飯を減らしてみるのも良いようです。      

    タボリックシンロドームが危険な理由

    メタボリックシンロドームが危険なのは、、内臓脂肪の蓄積に加え高脂血症、高血圧、糖尿病など、一つ一つは案外軽症であっても、これらが複数併せ持つ状態になると動脈硬化の原因になり、生命の危機に至るといわれます。 日本のメタボリック対策が必要な人達はどれくらいいるかといいますと、40才から74才の男性2人に1人、女性の5人に1にんがメタボリックシンドロームの疑いの強い人かその予備軍だと考えられるそうです。従って日本の同年代の人から考えて、有病者数は約1300万人、予備軍の数は1400万人、併せれば約2400万人と推定されるようです。ではメタボリック対策のカギはどのようなものか。

    発芽玄米ダイエット

    発芽玄米がこれほどまでに最近重要視され出したのは、やはりそのダイエット効果にあると言われています。まず基礎代謝量を高めることです。基礎代謝量とは、人間が動かないでいても呼吸や内蔵の動きによって自動的に消費されるカロリーのことだそうです。次にストレスを抑えるといわれています。ダイエットをするには少なくとも我慢が必要になりますが、これはストレスにつながってきます。このストレスを抑えてくれるのが発芽玄米に多く含まれるギャバだそうです。このギャバは脳の緊張をほぐし精神状態を安定させてくれるのでイライラを抑えるからだそうです。また中性脂肪の減少にも役立つようです。発芽玄米は血液中の中性脂肪の増加を抑える効果があるようです。

    メタボリックシンドロームが誘発する病気

    メタボリックシンドロームは、虚血性心疾患や脳血管疾患などいわゆる動脈硬化症疾患を発症する可能性が高いといわれています。そのためには運動習慣の徹底、食生活の改善など生活習慣の改善によって内臓脂肪を減らし、発症リスクを低くすることが重要になってくるでしょう。メタボリック対策のカギを握るのは内臓脂肪ですが、これは栄養の摂りすぎと運動不足に起因していると考えられますので、食事で摂るエネルギー量と、運動や基礎代謝で消費するエネルギー量のバランスを常に意識してエネルギーの摂取と消費のバランスを常に念頭において生活していれば、何も行政にとやかくいわれず楽しい生活が送れると考えます。